波動調整は水、物、場所、人、食品などと、いろいろなものを調整することが出来ます。
例えば、水の波動調整をしますと、水の味は確実に変化致します。気功を出来る方であれば、基本的にはどなたでも波動調整は可能です。しかし、少し厳密なお話を致しますと、気功師のレベルの差が波動調整に大きく影響を与えます。ですから、波動調整を出来たとしても、必ずしも良い結果に結び付くとは限りません。
波動調整は、気功術においてとても重要な気の操作の一つですから、必ず優れた指導者のもとでいろいろな気の基本を学び、より優れた波動調整が出来る気功師として成長する必要があります。単なる面白半分でチャレンジする内容ではありません。
「波動調整」という名前がつくくらいですから、波動に関しても十分な知識と実力が必要となることは言うまでもありません。
人の体に気を当て、体の問題を改善しようとする気功治療は、まさに体の波動調整と呼べるかもしれません。体の波動調整と考えた場合に考えられることは、波動調整に関する技術的なレベルや水準の問題はどうなるのであろうかという疑問が私には浮かびます。
気功による体の治療は、気功術師が気を治療する相手に、気功師の気を流していく技術ですが、この場合、気功を使う気功術師が放つ気に任せるしかありません。
私が言うところの波動調整のように、必要に応じて波動の種類(気の種類)を変えていくという考えは、慧真導気功術のみの考え方や技術かもしれません。
いずれにしましても、体の波動調整に関しては、いろいろな方面からの科学的な思考というものが大切となる時代が、気功の世界においても言えるのではないでしょうか。
気功治療は、治療する相手に単純に気を照射し続けるだけで、ある程度の効果が生まれる可能性は十分にあります。場合によっては、的外れの科学的な治療を行うより、多大な効果を示す場合も予測出来ます。
私の整体院にも、時々気功治療を希望する方から電話があります。しかし、気功治療を希望される方に、気功治療をお受けする事は100%ございません。なぜかと申しますと、例え整体術をもって他者の体の問題にアプローチするとしても、しっかりとしたプロとしての所見があります。
つまり、相手の体の問題を正確に分析せずに、気功治療という独立した技術を提供するわけにはいかないのです。
もし私が、人の体の問題に関してアプローチ出来る技術が限られていれば、気功治療という選択をしていたかもしれません。しかし、現実には単純な気功治療だけで改善される問題はむしろ少ないと言えます。それは、気功治療という名前を使用しても、いろいろな手法が慧真導気功術にはありますし、私の運営するシモザワ整体療法研究室では、さらに多くの技術をもって人の問題にアプローチしているからです。
一般的に気功治療だけを使用する場合、お客様とのある種の信頼関係が必要となってきます。それは、単純な科学的な根拠を基にしたお話ではなく、人の持つ目には見えない技術に抱く信憑性を基にした信頼関係が気功治療の効果を決めてしまう側面が隠されております。
ですから、気功治療を行う際には、ある程度の期間をもって気功治療の口コミを作り上げていく必要があります。
私の運営するシモザワ整体療法研究室や慧真導気功術の考え方の主流は、あくまで言葉の説明が可能で論理的に科学的な説明がしっかりと出来ることが大前提にあります。
このことは、再現性があることが必要となります。つまり、効果のある人とない人があってはいけません。また、効果があるかないかは、施術前にある程度は予測出来なくてはいけません。
そのことは、気功治療を行う前に相手の体の問題と、どのような気をどのように使い、どのような具体的な変化をさせるのかが、治療家自身が理解し分析出来ることが、シモザワ整体療法研究室の施術の現場で求められる、最低限の技術基準と考えているからです。
この考え方には、治療家としての一切の甘えも油断も許されない考え方の基本ですから、必然的に整体の技術も気功の技術も、革新的な進化を続ける発想法や分析技術のベースとなっております。
ある程度、気功術を習えば体以外の波動調整は誰にでも容易に出来ますから、是非、チャレンジしていただきたいものです。なぜなら、自分の使う波動のレベルを向上させるためには、簡単な表現をしますと「性格の良い人間」「横着で無い人間」「人に本当に親切で優しい人間」などになっていくことだからです。
世の中、もっともっと住みやすくなりますね。本物の気功が目指すものは「人の心の豊かさ」にあるのではないかと慧真導気功術は考えます。
水に気の波動を与えますと、水の味覚は明らかに変化していきます。基本的には、生きているすべての人が気を持っていますから、グラスなどに水を注ぎ、そのグラスを両手で持っていますと、水の味は徐々に変化していきます。その水の変化は、グラスを持つ人の違いにより微妙な味覚的な差が出てきます。
外気功を使える気功師の方であれば、基本的にはどなたでも水の波動調整が可能となるはずです。ですが、問題はどのような波動調整がなされるかが、最も重要なこととなります。
では、理想的な水の波動調整とはどのようなものになるのでしょうか。そのことを考えるためには、水のクラスターということを多少理解する必要があります。山などで湧き出た水は、水道の水などとは違い、とても美味しく感じるものです。
また、各地にある名水などの水を飲み比べても、面白い特徴があります。名水などの違いは地下深くで、水がどのような岩盤層をくぐり抜けて湧き出てきたのかが一つの味のポイントになります。ただしこの味の主体は、水に含まれるミネラル分の味と考えても良いのではないでしょうか。
水には一般的にはあまり知られていない、クラスターという水の形態があります。つまりクラスターとは、水の結晶状態を意味します。水が結晶化することで、水の形態的な安定がなされていくようです。ただし、水の結晶の形にはとてもたくさんの形があり、結晶の形的にはどのくらいの種類があるのか知られておりません。水の結晶化は水が一番安定している状態と言えますから、波動的にはとてもさわやかな感覚を、味覚的にも感じられると予測出来ます。
山では水が流れ、常に酸素と触れ合うことで、いつも新鮮な水の状態を保っているようです。それに対して水を溜めてしまうと、水の味は極端にまずくなっていきます。これは水の結晶状態が崩れているのであろうと予測出来ます。
例えば実験で、グラスなどに水を溜め水に音楽を聞かせると、徐々に水が再結晶化していくと言われております。その結晶化の形は、水に聞かせる音楽の種類によっても結晶化のスピードや結晶の形が異なって作られるようです。
気功術は、人の体から出される波動ですから、この波動を水に与えますと水は再結晶化していくと考えられます。私は気功術により、水に波動的な影響を与えることが出来ますが、他の気功術師との違いは、私の使う波動、即ち気にいろいろな種類を表現することが出来ますから、いろいろな水の再結晶化が可能となるようです。
ですから、場合によっては私が出す気を薬のような効果が生まれるような形で気を出しますと、波動を与えられた水は多くの場合で多少のえぐみが生まれてきます。また、自然な形で気を出しますと、水道の水などもとてもさわやかで美味しい味に変わります。
昔、私の生徒の一人が、北海道では有名なニセコの名水を汲んで来てくれました。いつも整体院の水道の水を、私が波動調整をしてあるお客様に施術後飲んでいただいていた人がいたのですが、その時たまたま施術をされていたので、ニセコの名水を飲んでいただきました。
そのお客様の反応は、予想外の言葉でした。「先生、悪いんだけど、先生の作ってくれるいつもの水の方が美味しいね」と、言われたのです。
多分、私が整体院の水道水を波動調整した水の方が、お客様の体にとても合っていたのではないか、と考えたものです。
なぜなら、私が水道水を波動調整する際には、無意識的に飲んでいただく方をイメージし、ある意味お客様に対して整体や気功の施術中のような意識感覚で、波動調整をしていたと記憶しているからです。
整体院で私が波動調整した水を飲んでいただくことは、滅多にありません。多分、私の整体を受けられた方々に施術後、波動調整した水を多少なりとも飲んでいただくと、健康効果はより向上するかも知れません。
水の波動調整は得意ですが、お客様の体の状態と波動調整の種類の研究をまだ行っていないので、波動調整した水を飲んでいただく方は特別の場合に限らせていただいております。
石の波動調整と言えば、パワーストーンの販売店などで、大きな水晶の上にブレスレットなどを乗せて波動調整をしていることがよくあります。
しかし、気功術を使っての波動調整は、もっと具体的な調整を行います。例えば、石は持ち主の波動を受けて濁っていくことがあります。見た目にはあまりにも自然で、石の持つ元々の色彩のようにも見えますが、実は人の波動を受けて濁ってしまっている。石は本来、濁っていない訳ですから、濁った石を身に付けているということは、あまり良いこととは言えません。
いくら人の波動を受けて石が濁ったとしても、人の波動と石の波動が合わさった状態は、その石から受ける波動の影響も、場合によっては考える必要があります。この場合の波動調整は、石を濁らせた方々の考え方や心などを、良い波動が出せるように変えていくことが理想です。
しかし、そのことが叶わない場合は、その濁りを除去出来る実力を持った気功術師に調整をお願いするのが一番良い選択となります。しかし、残念ながらそのレベルで波動調整が出来る気功術師はとても少ないと考えられます。
また、その波動調整の料金は無料ではいけません。波動調整そのものの行為や技術は、人間社会の他の技術と比較しますと、最高位の技術となります。ですからその技術的な料金は安くはありません。
場合によっては、宝石の値段よりはるかに高い場合も考えられます。気功術師は、料金によって波動調整レベルを変えるわけではありませんが、波動調整のレベルに応じた料金を支払うことがとても大切です。なぜなら、高レベルの波動調整を行いますと、持ち主の石を持つ資格が問われることも考えられます。なぜなら、波動のレベルとは、かなり高位の神聖レベルまで存在しているからです。簡単に表現しますと、神社でいただいたお守りを土足で踏みつけることにも等しい行為に繋がっている場合もあり得るからです。
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